Q & A
・ハリは何でできているんでしょうか?
→ 当院で使用している刺すためのハリは、すべてステンレス製となっております。
・もぐさって原料は何ですか?
→ よもぎの葉を乾燥し、葉についている裏側の部分だけを集めて乾燥させたものです。
・予約をとらずに行ってもいいですか?
→ なるべくお待たせしないように、当院は完全予約制となっております。
・保険は使えますか?
→ すみません。取り扱っておりません。
・クレジットは使えますか?
→ すみません。当院では扱っておりません。
・領収書をなくしてしまいました。再発行できますか?
→ すみません。領収書の再発行はしておりません。
・薬をのんでいる人でも大丈夫ですか?
→ 服薬されていても大丈夫です。念のためどのようなお薬をのまれているかを予診票にお書きいただければと思います。
・わたしは金属アレルギーなのですが、ハリではなくお灸だけで全部の治療をしてもらうことは可能ですか?
→ 可能です。事前にお伝えください。
・妊娠している場合でも大丈夫ですか?
→ 大丈夫です。心身ともにデリケートとなっているため、初診の場合は安定期に入った後の治療をおすすめしております。
・生理中にハリ灸を受けても大丈夫でしょうか?
→ 問題ありません。生理痛がひどい時はむしろハリ灸を受けられた方が楽になるかと思います。
・子どもはいくつくらいから受けられますか?
→ 生後6ケ月くらいから受けられます。小学校中学年くらいまでは刺さずに、こすったりなでたりする特殊なハリをおこないます。ハリはお子さまの今後の体質や免疫力を高めていくことに効果があります。
・子連れで受診できますか?
→ 当院では治療時間が約60分と長いため、お子さまの安全面等からご遠慮いただいております。
・効果はどれくらいであらわれますか?
→ 早い人であれば、治療直後に実感していただけます。ただし元の体力が落ちていたり、発病してから長期間を経過し、慢性化している場合は、徐々に効果を実感される方が多いようです。 効果を実感・自覚することのできる自律神経そのものが鈍くなっている場合もございます。他人が触ってみるとやわらかくなっているのに、本人にはそれがわからないというような状態です。特定される筋肉のみならず、そのための治療も当院は心がけております。
・何回も通わなければなりませんか?
→ より効果的かと思います。重い症状の場合には一週に2、3回、その後だんだんと軽くなっていくにしたがい、週に1回、二週に1回、あとはお体のメンテナンスとして月に1回ほど治療を受けられればいいかと思います。
・お灸はヤケドしないですか?
→ 当院はもぐさを焼ききるような強いお灸はしませんが、他の皮膚の色よりも赤く残ることがございます。数日数週間で消えることがほとんどですが、ごくまれに残り続けることもございます。人目に触れやすい箇所はなるべく避けておりますが、免疫向上や疾患予防のためにもどうぞご理解ください ( お灸をしない治療も可能ですので、ご希望の方はおっしゃってください ) 。
・美容ハリの跡が残ったり内出血することはありますか?
→ 顔は毛細血管がとても多いため、体調のすぐれない方、むくみやすい方、あざのできやすい方は、まれに内出血を起こす場合がございますが、一、二週間ほどで消えることがほとんどです。
・副作用はありますか?
→ 副作用がほとんど無いことがハリ灸治療の長所でもあります。 ただし、治療後にだるくなったり、眠くなったり、便がゆるくなったりすることがありますが、それは血行が動きだした好転反応というものです。長くても数日で収まります。
・治療の後はお風呂や運動は大丈夫ですか?
→ その日の間はなるべくご遠慮いただいておりますが、ぬるいシャワーや軽い運動程度なら構いません。一度体調を整えた後に長時間の熱いお風呂や激しい運動をされますと、治療の効果が薄れるからです。だるくなったり、お風呂や運動の後に反動で急激に冷えたりするかもしれません。
・ハリ灸の効果は公に認められていますか?
→ 世界保健機関(WHO)では以下の疾患への効能を認めております。
【神経系疾患】 神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
【運動器系疾患】 関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
【循環器系疾患】 心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
【呼吸器系疾患】 気管支炎・喘息・風邪および予防
【消化器系疾患】 胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
【代謝内分秘系疾患】 バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
【生殖、泌尿器系疾患】 膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
【婦人科系疾患】 更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
【耳鼻咽喉科系疾患】 中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
【眼科系疾患】 眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
【小児科疾患】 小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善
上記のような症状をまったくもっていない方や、病院では特定されない体の不調を感じている方にも、当院のハリとお灸を受けていただければと思います。病気になりにくい体をつくるための予防治療としてご利用いただければ幸いです。
・逆に、ハリ灸にあまり適していない疾患は何ですか?
→ どのような症状にも最善を尽くして当たっていくつもりですが、血行をスムーズにすることでかえって症状が悪化するおそれのある以下の疾患等については、ハリ灸をお断りしております。
【急性伝染病、急性腹症、重篤な心疾患、悪性腫瘍、血友病、壊血病、紫斑病、免疫不全症、肺炎など高熱を発する疾患、血圧が著しく高い時あるいは低い時、酩酊時、精神異常時、その他重篤な状態にある時 】
当院のハリとお灸を3回以上受けてみても、なかなか症状が改善されない場合には、病院等にて一度精密検査をお受けすることをすすめております。
・ツボとは何ですか?
→ ツボは漢字では「経穴」と書くように、経絡という体内の連絡通路の要所要所に穴のように存在している場所です。西洋医学における関節や筋肉の間や神経走行部ともけっして無関係ではなく、反応が起こりやすいポイントです。〝 手首から何寸 〟というようにツボの位置は教科書的に定められていますが、当院では個人個人によってその位置は微妙にズレるという経験則から、触診によって見つけながら治療をしていきます。
・ホームページの中にある「特定のツボにハリをあてて脈の状態を整え」って、どういうことでしょうか?
→ 脈には分かりやすい所で、速い/遅い・強い/弱い・浮いている/沈んでいるといった基準がございます。その他にも硬い/軟らかい・デコボコ/スベスベといった基準がたくさんあり、それらの脈の状態を調和させるのが目的のハリで、刺しはしません。あてるだけです。締めの一本となるべきハリです。