治療方法の若干の変更・改良のおしらせ(手足へのお灸の取り止めについて)


 日ごろより当院の治療を受けてくださり、どうもありがとうございます。豊泉堂院長の松波です。

 お忙しいところすみませんが、少しだけ長めにお話をさせてください。今後の治療方法についてでございます。お読みいただくのは、お手すきの折でも構いません。

 みなさまのお陰をもちまして、開院して七ヶ月がすぎ、お一人お一人の体の変化もこの期間を通じてはっきりと見てとることができるようになりました。

 開院前からたくさんのお体を診てきたつもりではありましたが、日々新たな発見をくださるのもヒトの体、みなさんのお体でございます。

 一人一人のお体に合わせた治療をしていく中で、わたくしの方もハリのみにていろいろと調整をきかせることができるようになり、

 自分自身の体、さらには治療家仲間の体や、身内の体への臨床実験をもくり返していく中で、

「全身治療」の最後にこれまで据えてきました手足末端へのお灸をせずとも、変わらぬ成果を出せるようになってまいりました。

 むしろこのハリの後にお灸を手足に据えると、刺激量のオーバーとなり、かえってだるくなる等の事態になりうるお体もあろうかと拝察するようになりました。

 よって、今後は「全身治療」から最後の手足のお灸を原則取り止めることといたします。

 これにより、可能性がゼロではなかったお灸の痕が残るようなリスクもなくせることとなります。

 これまでの患者さんの中には、このお灸の「ファン」だとおっしゃってくださる方も実際にいらっしゃいました。

 もちろんこのお灸によって、体調の好調が維持できる方の存在も認知しておりますので、これまでの患者さんで継続してお受けになられたい方は、その都度おっしゃっていただければ、きちんと最後に手足のお灸もさせていただきます。

 これからご来院になる新しい患者さんにつきましても、初回の治療で強いだるさ等が出なかった場合には、二回目以降はご希望を承るようにいたします。

 もちろん冷えた腰への「灸頭鍼」の方は今後も継続していきますし、むくみや足の冷えや強い痛み等への緩和手段としてのお灸の方も、継続してまいります。「さいたまのハリとお灸」ですので。

 ご要望としてこれまで受けることのあった治療後の水分補給(お茶)も、セルフサービスといった形にはなってしまうかと思いますが、今後検討していくつもりでおります。

 専門の方とも相談して、当院独自のお茶もつくっていこうとも思い始めておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 またそちらの方も決まりしだい、ご連絡いたします。

 乱文にて失礼いたしました。こちらもあわただしい中でのおしらせとなってしまいましたので、後ほど文章の方は少し修正させていただくかもしれません。

2019年10月14日

豊泉堂院長 松波太郎